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キリスト教の葬儀の特徴

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キリスト教の葬儀は、一般的な仏式の葬儀と異なる点がたくさんあります。さらに同じキリスト教でもカトリック系とプロテスタント系で大きな違いが見られます。

神に祈りを捧げる

キリスト教は、イエス・キリストを主とした宗派です。イエスを神とし、主として崇め、使えることで人生を歩むということです。神と関係を結ぶことによって神の愛を受け、自分自身の罪が許されます。キリスト教の教えは聖書に基づいて行われています。聖書は、旧約聖書と新約聖書の2つから成り立っており、旧約聖書には神と民族が出会ってからの歴史と救いの誓いが、新約聖書にはイエスについてとイエスに出会って神を知った人々の声が残されています。キリスト教で死を迎えることは召天といい、神によって罪が許され、安息の神のもとに行くこととなります。そして天国でやがて訪れる復活の日を待つとされています。そしてキリスト教においては葬儀そのものよりも死を迎える瞬間に重点をおいており、プロテスタント系では死を迎えるその時まで牧師がついて神に祈りを捧げます。葬儀は故人の属する教会の牧師と信者が全員集まって行われます。

カトリック系とプロテスタント系

キリスト教は教派が2種類に分かれており、カトリック系とプロテスタント系があります。これらは信仰の仕方や体系が大きく異なります。葬儀に関しても違いがあり、カトリック系は伝統を重視して厳格に、プロテスタント系はそれよりも自由な雰囲気で行われます。共通する流れでいうと、まず前夜式を行い、次に告別式、最後に火葬となります。前夜式では牧師により祈祷、聖書の朗読、献花などが行われ、それから参列者に簡単な食事や飲み物が配られます。告別式では黙祷を捧げ、聖歌を歌います。そして牧師が聖書を朗読し、説教を行います。それから最後に献花を行います。キリスト教の葬儀には一般によく知られる仏式の焼香の儀式はなく、参列者は代わりにこの献花を行います。献花の際は一人一人が白い菊やカーネーションを持って祭壇にあげることとなります。告別式における2つの教派の特徴としては、カトリック系では言葉の典礼や感謝の典礼が中心となり、神に捧げものをするミサが行われます。プロテスタント系では神に祈りを捧げ、遺族をなだめる儀式が中心となります。もしカトリックでなくてキリスト教の葬儀を希望する場合はカトリック系よりもプロテスタントの方が受け入れられやすい傾向があります。

キリスト教の献花、注意

キリスト教の献花の流れは、まず花を両手で受け取ります。この時花が右手に来るようにします。次に遺影に一礼し、祭壇に根元を向けて花を時計回りに回します。そして左手の甲を下に、右手を茎の下に添えて献花台に捧げます。最後に牧師や遺族に一礼をします。さらにキリスト教は死を命の終わりとは考えていないため、死を悔やむ言葉は禁句です。もし弔辞や挨拶を求められている場合は、安らかにお眠りください、平安をお祈りいたします、神様の平安がありますように、などの言葉を使うと良いでしょう。

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