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親が亡くなったらすぐにやるべきこと5つ

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親が余命宣告を受けてしまった、介護施設に入ったなど、いずれやってくる親の死を身近に感じると「亡くなったら、一体何をすればいいんだ?」と疑問に思ってしまうでしょう。

すぐにとりかかりたいことさえわかっていれば、ひとまずは看取りに集中できます。親が亡くなったらすぐにやるべきことをまとめました。

絶対に慌ててしまう臨終の場面で、すぐにやるべきことだけ心に留めておく

長い療養や介護で親の死に対して覚悟はできていても、いざ臨終となると焦ってしまいがちです。「今のうちにやっておくことは?」「葬儀屋にはどのタイミングで知らせるべき?」とそわそわしすぎて、肝心のお別れがおろそかになるとも限りません。

最期の一息までしっかりそばにいてあげたいなら、臨終後すぐにとりかかることだけでも、きっちり頭に入れておきましょう。5つのポイントだけ押さえておけば安心です。

親が亡くなったらすぐにやるべきこと5つ

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葬儀社に電話

臨終を迎えたら、葬儀社に連絡を入れ、親を病院から移動させて安置する場所を決定します。安置場所は、自宅か葬儀社などの安置室が一般的です。

病院の霊安室には長くいられないので、すぐに移動する必要があります。このため、葬儀を依頼する会社については事前に決めておくとスムーズです。

決まっていない場合は、後からじっくり検討するためにも、ひとまず自宅への搬送だけ行ってくれる葬儀社を選びましょう。

駆けつけられなかった近親者を安置場所へ誘導

臨終に駆けつけることができなかった近親者を、安置場所へ案内します。臨終を迎えたら、ひとまず近親者にはいち早く伝えることが大事という考え方もありますが、そのとき「どこへ行ったら顔を見られるか」を案内できないと、短い時間の間に2回連絡をしなければならなくなってしまいます。

自宅に来てほしいのか、安置室へ来てほしいのか、安置室だとしたら住所はどこか。近親者をきちんと誘導しましょう。

菩提寺に電話して指示を仰ぐ

菩提寺がある場合には、すぐに菩提寺へ連絡を入れましょう。夜中に亡くなったなら、朝を待ってからでも構いません。

臨終の後、すぐに読まれるお経を、枕経といいます。住職が安置場所へ訪れて枕経をあげてくれるということになったら、安置場所を告げ、いつ頃の到着となるか尋ねましょう。

中には、菩提寺が遠すぎて枕経に来てもらえないというケースもあることでしょう。

そのときには、葬儀を担当してくれるかどうかを確認します。通夜や葬儀は担当してくれるということであれば、近日中の都合をうかがっておきましょう。葬儀日程を決めるのがスムーズになります。

菩提寺が葬儀に来られないときには、菩提寺から寺院を紹介してもらうか、葬儀社から同じ宗派の寺院を紹介してもらうことになります。

エンディングノートを読む

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「エンディングノート」という言葉をご存じでしょうか。介護や葬儀、お墓に関する希望を記すノートのことです。もしも親がエンディングノートを残しているなら、葬儀の希望がしたためられている可能性があります。

葬儀が終わってからエンディングノートを見つけると、自分たちが行った葬儀とは全く違うものを親が希望していたことを知らされることになります。そのときのショックはかなり大きいため、エンディングノートがあれば、きちんと読むべきです。

保険書類の捜索

エンディングノートと同様に、すぐに探しておいた方が良いものがあります。それは保険についての書類です。

とくに葬儀保険に入っていた場合には、すぐに保険金が下りる可能性が高いでしょう。葬儀は瞬間的にかなりのお金が飛んでいきますから、すぐに下りる保険はありがたいものです。

おわりに

親が亡くなったとき、子どもがすぐにしなければならないことをお伝えしました。要点は2つで、1つめは親族や僧侶など葬儀に関わる人たちへ安置場所を教えること、もう1つはちょっとだけ家探しを行い、故人に葬儀についての希望はなかったか、保険に入っていなかったかを把握することです。

いざというとき慌てないよう、できれば葬儀の事前相談がおすすめです。なお、何かの機会に「エンディングノートって持ってる?」「葬儀保険に入ってる?」と尋ねられればベストでしょう。

準備を万端にしておいて、一度しかない看取りをゆったりした気持ちで行いましょう。

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